石和温泉郷は山梨県甲府盆地のほぼ中央に位置する笛吹市の町です。
温泉街として、新日本観光地100選に第3位に選ばれ、観光地として有名です。
また、温泉だけでなく恵まれた自然の中で生まれた、桃、ぶどうなどの果実が特産品として喜ばれています。
笛吹川石和鵜飼、川中島合戦絵巻、花火大会など伝統のお祭りもございます。
山梨県へお越しの際は笛吹市石和温泉郷へ是非、お立ち寄り下さい。
湧出 … 毎分2000リットル(ドラム缶10本)温度は49℃
泉質 … アルカリ性単純温泉
効能 … 神経痛・筋肉痛・関節痛・打ち身・慢性消化器病・冷え性・疲労回復・痛風
石和の地名由来は諸説あり、その中でも「石→胆沢→井澤→石和」となる説が古文書に残っている。
また、墨書で「石禾東」と書かれた土器が一宮松原遺跡で発掘されている。一帯は「石禾郷」と呼ばれていた。土器は千数百年前のものと推測される。
石和温泉駅前(現イオン石和店あたり)から縄文前期の土器が採取された。石和温泉駅周辺で古代人が生活していた様子が土器から推測される。
以後武田の時代に入り、明応3年(1494年)、信玄公の父信虎が岩下館(笛吹市春日居町)で誕生。
大永元年(1521年)、信玄公、要害城(甲府市上積翠寺町)に生まれる。
その後天正10年(1582年)に、織田信長の手勢により、石和八幡神社、観音寺、八田屋敷ともに焼失。
長沢宏昌編 長沢日哉発(1980)「鵜飼山山史」
東八代広域行政事務組合(2002)「東八メモリーズ こんなものがあった」pp.8,11-17.
笛吹市教育委員会(2009)「甲斐国千年の都 笛吹市」pp.8-9,30,34,43-44,48,73,79
1961年(昭和36年) | 石和温泉湧出。温泉は川へ流れ青空温泉の誕生。井戸の掘削中に毎分1200リットルの高熱温泉が噴き出る。 |
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1963年(昭和38年) | 石和ぶどう温泉観光協会を設立。(現石和温泉観光協会の誕生)駅前通りに観光案内所を設けた。 |
1979年(昭和54年) | 川中島合戦戦国絵巻が毎年開催される。 |
1987年(昭和62年) | 「新日本観光百選」にて3位になる。 |
2002年(平成14年)67度の新たな源泉が噴き出る。 | |
2002年(平成14年) | 春日居足湯施設が誕生。 |
2004年(平成16年) | 石和小林公園足湯「石和宿」が誕生。 |
2007年(平成19年) | 石和源泉足湯ひろばが誕生。 |
2008年(平成20年) | 石和温泉駅前公園足湯施設が誕生。 |
2010年(平成22年) | 1月30日を(いさわ温泉)の日と決める。 |